適当男子サトシを6年から矯正!プラス日々思う事

今まで適当にやっていた高学年男子 小学校6年からの高校受験への道!そして日々思う事&感じた事を綴ります。

スポンサーリンク

高学年母の【下剋上受験】 第一話 レビュー・感想 あらすじネタバレあり / 学歴が高い事は有利?というテーマ

こんにちは。小島です^^
6年生のサトシにうってつけ、そして2年生のヒカルにも
ぜひ見せたい、待望のドラマが始まりました。
その名も【『下剋上受験』】金曜日夜10時~ TBSにて放送です!

 

興味深い内容かつ、面白かったので
早速文庫本 も購入して一気に読み終えました。
いずれ本のレビューもさせていただきます。
本を読み終えて思ったのは、ドラマは
かなり華やかに脚色されていて、
(大事な所は原作に乗っ取ってますが)
それがまた、子供にも見やすい
楽しいドラマに仕上がっています!!
素晴らしい!

 

では早速ドラマのあらすじ&感想 ネタバレありです。
ネタバレを避ける方はブラウザバックお願いします。

 

◆下剋上受験 第一話 詳細なあらすじ◆

桜井信一は、中卒の両親から生まれ、
自分も中学を卒業したら働くのが良しという事を
疑わない、生粋の中卒の男性。(阿部サダヲ)
美しい妻の香夏子(深田恭子)も中卒。信一はよく、
中卒のお友達が集まる居酒屋でクダを巻いています。

 

そんな信一が娘の5年生の佳織(かおり)に初めて
全国統一模試を受けさせました。
利発で、学校のテストは80点台も多く、
100点もある程度取って来る佳織の結果に
期待していた信一ですが、その順位に
激しく落ち込みます。また、佳織にショックを
受けさせたのではないかとも思います。
その順位は26000人程度の内25000番台でした。

f:id:uebouebo:20170118124409j:plain

 

<感想/説明>

本で読んだら、四谷大塚の全国統一模試だそうです。
ちなみに、進学塾通いの子供も多く受けるこちらのテストは
内容は公立小学校のテスト(大体80点が合格ライン)よりは難易度が高く、
全国の普通の子が母体というわけではなさそうです。
だから、進学塾内のテストよりは偏差値が高くなるけれど
普通の公立小学校内の偏差値よりは低くなります。

一説によると、50点を合格ラインに据えているそうです。


次の日不動産会社に出勤した信一は、新入社員の楢崎(風間俊介)と出会います。
タワーマンションの売買を任されていたので、
(3憶4000万円の物件)楢崎と共に向かいます。
楢崎は自分なりの事前準備をしており、顧客と
自分の学歴が一緒の名門大学という事もちゃんと調査済で、
顧客にも、その点も含めいたく気に入られ、結局その顧客は信一を
担当からはずし、楢崎を担当にしてほしいと願い出ました。
意気消沈する信一。 ちなみに歩合制の仕事です。

 

そして学歴がある方が良しと思った信一は、
佳織に進学塾の入塾テストを受けさせます。

 

そんな中信一の父が病院で色々問題を起こし、
まだ怪我が完治しない内に退院させられてしまいます。
そこでしばらく信一の家に居候する事になります。

 

f:id:uebouebo:20170118124452j:plain

信一はそんな日々にヒドイ悪夢を見ます!稼ぎが悪い夫の元で
お金に困った佳織が疲れ切った顔でスーパーで買い物。
そしてお金がなくて万引きし、
警察に囲まれて逮捕されてしまうという
かなりのエンターティンメント悪夢。

 

広告

 

さて、進学塾の入塾テストの結果を塾講師に聞きに行った
信一と佳織。結果は最悪で、佳織にはその塾で一番下の
クラスに入るように言われてしまいます。

 

一番下のクラスに入って、良い大学に入れるのか、
「例えば東大とか入れますか?」と聞く信一。
「東大?プププッ」とおかしさを隠しきれない講師。
後ろの講師まで笑っています。
「おかしいですか?!」と信一。
「まだ小学校5年ですよ!」
「エリート校を狙うご家庭ではもうとっくに
受験勉強を始めています。はっきり言って
5年生では遅いです。」
「それじゃ佳織はもう手遅れって事ですか?」
「今からだとそこそこの大学を目指す事は
出来ると思います。」(感じは悪い。)

「そこそこ大学という名前の大学ではありませんよ。」
「そんなこと分かってるよ!」

f:id:uebouebo:20170118124841j:plain


<感想>
中学受験を考えていない家庭(うちもそうです。)は、
塾がまさか小学校5年生の時点での成績で
”東大なんて無理”と考える事に驚きますよね!
でも中学受験塾は当たり前のように
そう考えるという、分かりやすい例なんですね!


信一はネットサーフィンをして、
学歴の違いで起こりうる生涯賃金の格差や
エリートになるために、を真剣に調べる。
そして、佳織を桜葉中学校(本によると実際は桜蔭中学校)
に入学させたいと強く思うのでした。


そして信一の父も同席する夕食の場で、
信一は佳織と香夏子と父の前で力説を始める。
ここが一番言いたい所ではないかと、
台本並に詳しく書きますね!↓↓↓

 

◆信一が中学受験をさせたい事を力説
台本並の詳細◆

父(中卒)「お前が一生懸命働いて、暖炉でも
タワーマンションでも買えばいいじゃねぇか。」
信一「親父、出来るのかそんな事が。
本当に出来るのか?」
父「やれば出来るさ、何事も。」
信一「何猪木の引退スピーチみたいな事言ってんだよ。」」


信一「じゃあ親父は出来たのか?50年大工やって
暖炉買えたのか?タワーマンション買えたのか?
ごまかすんじゃねぇよ。本当の事言えよ。」

 

香夏子「なあに?本当の事って。」

 

信一人生は途中からじゃ変えられねぇって事だよ。
絶対無理なんだよ!変えられないんだ!
しまったって思っても途中からじゃ無理なんだ。
中学卒業して、仕事始めた時、男は頑張れば何でも
出来るって親父に言われた。俺自身もそう思ってた。
学歴なんて関係ねぇ。早く社会に出て
色んな事経験した方が良いんだって。
みんなが学校のつまんねぇ授業を受けている間に
俺は自分の力で金を稼ぐ、みんなより早く大人に
なったーって。思ってた。でも違ったんだよ。
見えない天井があるんだよ。頑張って頑張って
階段を上がっても…そこから上に行けねぇんだよ。
そっから上にもっと素敵な人生があるって
分かってるのにさ。それ、見えてるのにさ、
そこには行けねぇんだよ。
そして俺がその見えない天井の下でジタバタ
している間に、みんなどんどん俺を
追い越して行くんだ。
どこか別の入口があるんだよ。
それは人生のもっと早い時期に選ばなきゃいけないんだ。
俺はそれを通り過ぎちまったんだ。
今更後には戻れねぇんだよ。
佳織はまだ間に合う。
今から頑張ればまだ間に合うから!」

f:id:uebouebo:20170118124232j:plain

そして桜葉学園を目指す事を提案します。
後日、佳織は言います。
「お父さん、私勉強する!中学受験する!」

広告

   

◆第一話の感想・まとめ◆

一番この物語で言いたい事は、上記の力説だと思いました。
信一(阿部サダヲ)の心の底からの叫びのような。

コメディタッチだけど、タブーめいた、
実際の社会が学歴と深く関わっている事を
きちんと伝えていると感じます。

うちは中学受験をさせようとしてないし、
中学受験がそこまでの効用があるかどうかは
分かりませんが、小学校高学年くらいからの
この時期に、将来を見据えた勉強をちゃんとさせて、
公立小学校で習うよりも遥かに難しい
勉強に取り組ませる事は、仮に受験に
落ちたとしても、人生を大きく前進させる
事柄なのではないかと思います。

 

そういう勉強をする事で、
中学に入ってからのスタートダッシュでも
功を奏するのかと思います。

 

私は、学歴がすべてとは思っていませんが
学歴が高い事は得な事だとはつくづく感じています。

 

就職試験でも、書類落ちしにくくはなるでしょうし、
色々な仕事に就くチャンスが生まれると思います。

 

最後の力説に
「人生は途中からじゃ変えられねぇって事だよ。
絶対無理なんだよ!変えられないんだ!
しまったって思っても途中からじゃ無理なんだ。」
とありますが、
中学受験をする事で、質の良い勉強環境が整い、
そのままレールに乗って良い大学に行く事、
学歴が高いという事が就職する場所を選ぶ時点で
スムーズに行くという事が念頭にあるのでしょうか。

 

実際は、大人になってからでも
難関資格試験を通る事で
一発大逆転を図ったりも出来そうですが、
そのモチベーションを得るのが
大人になってからでは難しいという事でしょうか。

 

また信一のように、結婚して所帯を持つと
勉強に費やす時間や費用の捻出が
独身の頃のように冒険できないから、
中々難しくなって来るんでしょうね。
家族のために働かなくてはいけないから。

 

学歴が高い事はいろいろな意味で有利だと考え、
それをモチベーションとして、この時期から
我が子もやる気を持って勉強して欲しいと願います。

 

中々高学年でも理解してもらえないのですが・・・
大人は皆分かり切ってる事なんですよね!

 

ただ勉強をするのではなく、
意義を感じつつ勉強するのではまた違います!

 

子供の心にやる気に火をつけるような、
そんな更なる展開を今後期待しています!!

f:id:uebouebo:20161109133653p:plain

 

*原作の著者のブログです! ↓

oyakonokinenjuken.blog.fc2.com