適当男子サトシを6年から矯正!プラス日々思う事

今まで適当にやっていた高学年男子 小学校6年からの高校受験への道!そして日々思う事&感じた事を綴ります。

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子供が初めて意識した”死”について 母として心にぐっと来た話

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昨日、6年生の息子のサトシが
家族が揃った夕食の時にこんな話をしてくれました。
“死”について考えているようです。

 

私もそうですが、高学年くらいに初めて
“死”を意識しました。

サトシもそうみたいです。

 

元気でずっとずっと生きていくのが
人類の理想です。

ですがそうではない!遅かれ早かれ
皆死ななくてはいけないですよね。

 

人って死ぬんですよね。
不老不死の人は誰もいない。

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サトシがとても憧れている
世界最高のサッカー選手のメッシだって
世界で一番大金持ちの誰かだって
どんなに大枚をはたいた所で、
死を免れる事は出来ないんですよね。

 

誰もが一度死ぬんです。
生きている内に経験しないから
誰もその実態が分からないけれど。

 

死は怖いイメージだけど
結局、人生の最後で誰もが経験する事。

 

だから幽霊を怖がる風潮があるけれど
今自分が立っている、歩いている場所では
今までたくさんの誰かしらが死んでいて
自分だって死ぬんだから
幽霊を怖がる必要ってあるのかな?
なんて思ったりします。

 サトシ

「俺、死ぬんだったら
辛くない死に方が良いな。」

「分かる分かる。辛くない
死に方が良いよね。この間鉄砲で
頭を打って死ぬのは一瞬だから痛くなさそうって
言ってたよね?」

サトシ

「よく考えたら、やっぱりそれは痛そうだった。
この間お母さんが話してくれた、
ビール瓶を開けようとして死んだ親戚の人みたいな
そんな死に方がいい。」

「それ、理想だよね、それまで元気で、
あれ?って言う間に死ぬっていう死に方。
私もそんな死に方がいい。ゴルフでパターを打つ瞬間とか。」
(そういう人けっこういるらしいです。)

サトシ

「あぁ、でも出来れば家族全員
一緒に死ぬのが良いな。」

主人

「それは無いよな?何で?」

サトシ

「一人で残されたりは嫌だなぁ。
出来れば家族皆で死ぬ時は一緒が良いなぁ。」

「飛行機とか車に乗ってる時に
事故でっていうイメージ?」

サトシ

「うん、そうそう。」

主人

「そうはいかないんだよな。
大体は、年上の人から順番に死ぬ物なんだよ。」

主人

「いっぺんに皆っていうのは、無いよなぁ。
いかに事故でもなぁ。」考えている・・・。

主人

「まあ、一番先に死ぬのは俺だろうな。」

「いや、私じゃない?」

なんて話をして。

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最後には、

「じいじとばあばも、今は元気だけど、
やっぱり年上の人から先に死ぬ事が多いし、
大好きな人がいつ死ぬかなんて誰も分からないから
出来るだけ優しくしようね!」

サトシ

「そうだね。」

ヒカル

「うん。」

 

で、こんな話をして
心に一番ぐっと来たのは
単なる普通の日の夕食時に

サトシが

「一人で残されたりは嫌だなぁ。
出来れば家族皆で死ぬ時は一緒が良いなぁ。」

なんて言ってくれた事。

 

11歳のサトシは、
家族でいる時より友達といる時の方が
良い笑顔をしているように見えたり、
楽しそうに見えたり、
母に対して、とてもとても生意気な時もあるけれど、
家族を本当に好きでいてくれてるんだなぁ~と感じ、
後で1人でしみじみと思い返して涙が出ました。