適当男子サトシを6年から矯正!プラス日々思う事

今まで適当にやっていた高学年男子 小学校6年からの高校受験への道!そして日々思う事&感じた事を綴ります。

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学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶應大学に現役合格した話 レビュー&感想

こんにちは。小島です^^
最近の私の読書はもっぱら、中学生への自己啓発になるもの、
勉強の仕方を指南するものばかりなのですが、
随分前から気になっていたのに手に取っていなかった
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
を図書館で借りて来ました。

何だか流行りに乗る感があって・・・(笑)
映画化までされているのに、
なぜか中身に興味が持てなかったんですよね。

でも図書館で手に取ってみて良かった!!
借りて読破して良かった!!
これ、とても良いです。
早速ぽちっとアマゾンにて購入しました。
私なりのレビューを書かせていただきますね。

<目次>
・主人公は本当に勉強嫌いだった!
・主人公は素直だった
・先生の生徒のやる気の引き出し方を真似したい
・巻末のさやかちゃんから先生への手紙
  坪田先生の人材育成のテクニック
・まとめ

  

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)

 

 

◆主人公は本当に勉強嫌いだった!◆
主人公は、大学までエスカレーター式の女学校の高校生なんです。
ということは、元々の地頭が結構良いという事だから、
そこまですごい事ではないような・・・
となぜか興味が湧かなかったのですが、
この彼女、中学受験で完全に勉強に燃え尽きていて
知識がそこらの中1よりもはるかに劣っていたのです。
(文中には高2の時点で小4くらいの学力と書かれていました。)

友達と遊ぶ事にかまけて、はたから見ると
ぐれたような感じになり、(本人はとても楽しい)
楽しければ良いという感じで
学校に行っていても勉強は何1つ分からないような状況。

例えば引用すると、平安京の事を人の名前だと思っていたり
strongを日曜だと思っていたり
聖徳太子の事も・・・あぁ面白い。
知識がなさすぎて、突拍子もない読み方をしたり。
多分私が先生だとしたら、この子が慶應大学に行けたら
なんて面白いだろうって思う事は分かります。

 

◆主人公は素直だった◆
主人公のさやかちゃんは、
先生がこうやってみたら?と言った事に対して
とても素直にリアクションする女の子でした。
そこが慶應に受かる勝因だったと思います。

彼女は知識がない事に対する劣等感を
持っていなったようです。また持っていたとしても
そう感じさせない上手な導き方を先生がしてくれて。
知らないくせに知ったかぶりをするような変なプライドも
なかったのです。とても素直なんです。

知識がない事なんて、
それを知ろうとしなかっただけの事ですし、
これから覚えれば良いだけの事だから、
恥ずかしがることなんて何もないのに、
それをあたかも自分が出来ない事かのように
隠そうとする子もいると思います。

 

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知らなければこれから覚えれば良いだけの事。
知識を知らない事は恥ずかしくなんかない事。
これをぜひ子供たちに伝えたいです。

勉強するうえで、変に意固地な所は
確実にとっぱらった方が良いんだなと、
この本を読んでみて感じました。

ぜひうちの息子他反抗期にいる子供たちに気づいて欲しい。

大人、そして特に勉強を教えるプロフェッショナルは、
こうやって勉強したら、要領良く知識を得て行く事が出来る
という事が分かっていますよね。
それを”でも、だって、私はこうやってるから、面倒くさい、だるい”
などと言って、言われた通りにやらなかったりする
変にガンコな所があると、せっかくの経験に裏付けれられた
勉強法をきちんと試すことなく終わってしまうわけです。

さやかちゃんは、
先生が言う事を忠実に守って、
勉強のやり方を会得し、どんどんと
知識を吸収して行くのでした。

 

◆先生の生徒のやる気の引き出し方を真似したい◆
さやかちゃんを教えた坪田先生は、
この本の著者です。
高2の割にあまりにも、知識が足りなかったさやかちゃんを
先生はバカにする事なく、
さやかちゃんを好意的にとらえました。
また、さやかちゃん自身も、先生に認められた感じがしたそうです。

これには先生なりの人材育成のテクニックが
ふんだんに使われていたようです。

ピグマリオン効果!!
これ重要です。
親や先生が本気で期待すると、
子供がこれに応えるという法則。

きっと坪田先生の期待にさやかちゃんは応えたのでしょう。

 

◆巻末のさやかちゃんからの先生への手紙と
    坪田先生の人材育成のテクニック◆

この本には慶應を合格した後に、
さやかちゃんが先生に向けて書いた手紙の生の全文が載っています。
落ちこぼれてしまった子供の大人たちに対する感情、
また知識を得るに従って、
勉強が面白くなり変わっていくさやかちゃんの自身の変化。
これが実話だからこそでしょうか、心にぐっと響きました。

私はこの手紙の冒頭に書かれたさやかちゃんの”嫌いな大人”のように
ならないようにしなければいけないなと、改めて思いました。

また、坪田式人材育成のテクニックという巻末付録は
具体的に生徒への対応策が書かれており、
これがとても参考になります。

◆まとめ◆
この本は、手元に置いておきたい本の一つとなりました。
子供の心を開かせて、そして勉強をしたい気持ちにさせる
エッセンスがちりばめられているような気がします。

私も息子がやる気を出すために
色々な方法を試している所ですが、
中々こう出来ていないのかも?
もしかして私のこういう所がダメなのかも?等
つくづく考えさせられました。

この本が1人の女の子に焦点を当てて、
具体的にその女の子の学力を上げて行く過程が
描かれていて、しかも実話だからでしょうか。

おススメです。良かったら読んでみて下さい^^

  

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)

 

 

 

 

 

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