〝でっちあげ〟を読んで日馬富士関の事件を思う
こんにちは。小島です。
今〝明日の約束〟というドラマがフジテレビで
火曜日夜10時から放送しています。
かなり重いテーマですが
展開が気になり、かかさず見ています。
その原作者(ノンフィクションなので実話が)
である福田ますみさんが
書いた本で、福岡の事件を元にした
〝でっちあげ〟を読みました。
福岡で殺人教師とまで、週刊誌にすっぱ抜かれた
男性教師がいたのですが、
福田ますみさんが自身の足で関係者への
インタビューやその殺人教師と言われた男性と
対立する保護者との裁判の記録を
描いています。
この題名から分かるように、
事実が歪曲された上に
周囲の人の対応が誤った対応であるというような
不運な偶然が重なると、
普通の人が突然糾弾されてしまう
立場に陥る事の怖さを余すところなく
伝えている本です。
怖いですよ〜
虚言癖の人がいて、
事なかれ主義の人がいて・・・
裏付けを自分では取らないマスコミがいて・・・
自分はその最中に巻き込まれて
抜け出せない‥
あー、怖い。
世の中にこういう人っているんですね。
ちなみに、現在もこの本に載っている
当事者がのうのうと生きているんですよ。
普通に!
そう思うと‥怖いですね〜
アマゾンのこの本のクチコミで、
福田ますみに対しての反論や、
こちらの本の方がでっちあげだと書いてる方もいますが、
裁判で決着がついてるので 、それはないかなと思いますが。
まさか、書いているのは当事者じゃないよね?なんて。 ( ▽|||)
そんな中
日馬富士関の暴行事件が今騒がれています。
関わる人によって、発言が随分と違うこの事件。おかしい!
どこかで完全に嘘をついている人がいる。
何が真実なんだろう?なんて
〝でっちあげ〟を読んだ後なので余計に
何かの力が働いた上での発言が
なされてるのでは??
なんて考えてしまいます。
色々な事柄を一方から聞いて
鵜呑みにする事の怖さが分かります。
仮に大きく報道されている事柄だとしても。
情報を正確に得るって難しいのかもしれません。
誰かの思惑が入り込んでいる事があるから。
当たり前の事かもしれませんが、
”でっちあげ”を読んで考えさせられました。