公立小中学校への携帯(スマホ)持参許可に反対
こんにちは。小島です。
小中学生の保護者として反対したい事があります。公立の小中学生が携帯を学校に持って行って良いという大阪府の決定を受けて、文部科学省も検討に向けて動き出したと言う‥!
災害時や緊急時における連絡のツールとして、〝携帯電話〝を学校に持たせたいという親心。それは分かります。
でも‥どうなってしまうか本当に心配で仕方がありません。私の危惧を説明させて下さい。
〈目次〉
【1.スマホはダメ!持参して良いのは携帯電話のみ】
[2.決してスマホを小中学校に持参するのを許可しないで欲しい】
【3.本来スマホは学生に持たせたくない】
【4.大阪での実施における影響を見ながら時間を十分にかけて検討して欲しい】
【5.まとめ】
【1.スマホはダメ!持参して良いのは携帯電話のみ】
キッズ携帯のように電話とメールが出来るくらいに用途が制限できる物に限って、許可を出してもらいたい。それ以外は許可を出して欲しくありません。携帯電話を〝スマホ〝と同列に扱ってはいけません。
連絡だけで良いのなら、機能は電話とメールのみで良いはずです。
【2.決してスマホを小中学校に持参するのを許可しないで欲しい】
スマホとは誘惑のかたまりです。
ゲームあり。ネットあり。 LINEあり。分別ある大人だって、手元にあったら使ってみたくなってしまいますよね。本当に調べようと思っていた事が終わると、全く関係のないネットサーフィンを始めてしまったり。私はしませんが、ゲームをしてしまう人もいるでしょう。
お友達の息子さんは現在有名私大に通っています。そんな優秀なお子さんだって、大学受験の最中にスマホを取り上げようとしたら、怪我させられそうなくらいの剣幕で親につかみかかってきたそうです。優秀な高校3年生のお子さんですらそうなんですよ。
ならば、判断力のない小中学生はどうなってしまうでしょう?
先生との間で暴力沙汰が引き起こされるかもしれない。友達との間で、一生残る動画が撮られてしまうかもしれない。通学路でたまって、みんなでゲームをし続けるかもしれない。集団の心理は怖いです。
私には先生方の悩みの種も増え、学校内外でのトラブルが多発する懸念しかありません。
どんなに禁止しても抜け道はあります。色々な事例が予想されます。
【3.本来スマホは小中学生に持たせたくない】
我が家ではスマホを中学生の息子に持たせています。確かにお友達とのコミュニケーションにおいて、メリットがあるのは事実です。つまりコミュニケーションツールでもあるため、強制的に引き剥がすのも今や無理だと諦めています。
だとしても解約したい時もあるけれどそうしたらどうなるか‥。
友達との間で魅力的なゲームが流行れば、それに乗ってはまってしまう息子。動画も皆の間で流行っていれば見ますよね。
手持ち無沙汰な時はなぜかスマホを必ず手にしている息子。
出来れば勉学に集中すべき学生には政府が禁止してくれれば良いのに‥。とすら思っていた私。
親としてある程度ルールを作りましたが、なし崩しになってしまっているのは、私たち親の管理か行き届いていなかったのかもしれません。でも管理が行き届いていたとしても、コミュニケーションツールである上に、魅力的な機能満載のスマホを子供から引き剥がすのは、想像以上に難しい事柄です。
【4.大阪での実施における影響を見ながら時間を十分にかけて検討して欲しい】
大阪府の多くの保護者の方々もスマホを小中学生に持たせる事を危惧していると思います。本来、こんな重要な事を決めるにあたって、住民投票が必要だったんじゃないかと思うくらいです。
でも、4月からの実施は決まってしまいましたね。
実施後しばらくは、どんな影響があるかを文部科学省を始め各自治体の教育委員会や教育関係者の方々は入念にチェックして欲しいです。
個人的には、我が自治体はスマホの小中学校持ち込みは禁止して欲しいと切に願います。
【5.まとめ】
電話とメールの機能のみしかない携帯電話ならば持たせても良いと思います。でもスマホは決して持たせるのを許可しないで欲しいです。大阪での実施の状況をきちんと文部科学省は勘案して欲しいです。