かもしれない女優たち 2016 感想 ネタバレは続き以降
こんにちは。小島です^^
なぜかエンディングで涙してしまったこの作品･････!
（この記事の最後に涙した理由に言及します。）
芸能界で一番顔が好みの井川遥さん､
演技派も演技派の広末涼子さん､斉藤由貴さんが
トリプル主演で､バカリズムさん脚本｡
絶対に見なくては！と見ました｡
なぜ泣いたのだろう？
と自分で振り返ってみました｡
10/10(月)21:00～22:48 フジテレビにて放送
（再放送あると良いのですが･･･不明で）
◆あらすじ◆
３人は､自分自身の役で出ているのですが､
人生で光りたい場所にいなくて
もがいています｡
(本当は女優として光り輝きたい!と思っている｡)
そして､地道に生活しています｡
それが３人ともひょんな事から､
違う道を見つけて､それに向かって
突き進み､そこでの運をつかむのか？
更に輝く事になる？というストーリー｡
◆私の解釈◆
バカリズムさんは､芸能界でまだブレイクしていない､
たくさんの人々に向けてこの脚本を書いてのでは?
と思いました｡
そしてもしかしたら､ブレイクしている人に向けても
こういう可能性があって､ピンのあなたたちだけではなく､
皆が頑張っているんだから
謙虚になろうよ｡という気持ちもあるのかな?
◆運をつかむという事◆
ターニングポイントで､
"～の仕事を受けて"成功した｡というフレーズが
何回も出てきます｡
また"～の仕事を受けていれば"成功した
というフレーズも出てきます｡
特に芸能界は運が無ければ
絶対に成功しない世界だと言っても
過言ではない｡
明らかな指標がないし､
何に向かって努力して良いか難しい世界｡
そのターニングポイントがもしなかったら､
今を時めく広末涼子だって井川遥だって
斉藤由貴だって､普通の人だったかもしれない
という可能性をリアルに見ていると感じます｡
そんなのって当たり前なんだけど､
"運"によるならば､本当にこうだったかもと
この作品を見ながら､現実として感じさせてくれます｡
広末さんや､井川さんがエキストラ
だったという可能性･････｡
実は運をつかめなかった
そういう人達の方が芸能界は
圧倒的に多いんですよね｡
芸能界では､地域一番の美男美女みたいな人が
集まるわけですよね｡
ものすごく光が当たっている
人気女優の元で､夢を抱いている人が
エキストラでかすかにでも映ろう
としている事柄｡
現時点でも､世の中にたくさん
こういう方たちがいるんですよね｡
運をつかむ事はとてつもなく大変で､
運をつかむ事を、逃してはいけないと
感じさせてくれます｡
実際の所は、どれが逃した物かなんて
分からない所ですよね。これは全ての人生がそうです｡
そこがまた、逃したのかもしれないと思わせるストーリーで、
見る人に夢を感じさせる話だと感じました｡
そういう物って多分、色々な場面で
紙一重で獲得したり、失う事もある気がするので｡
特に芸能界は､どう転ぶか分からない世界だというのは､
私たちも､感じますよね？？
ここからはネタバレありです！注意^^
◆女優以外の道で輝く◆
客観的に、ある道で大成功するって
中々ない事でしょうけれど、
今回の主役たちは、
大成功を遂げる事になる設定です。
特に斉藤由貴さんは、
３０代後半から勉強に目覚めるという役柄。
そして大成功に至るのですが･･･。
何をもって成功と言えるのかは
難しい所ですが、
30代後半からの頑張りが
成功をもたらしたというのは、
見る人にモチベーションアップを促します。
ある程度生活のルーティンが決まってくると
それ以上のチャレンジをしようとは
中々思えないですものね。
けれども見る人は
私を含め
「おっ、頑張ろう！」って思う気がします。
◆輝いている３人が演じる事に意義がある◆
ドラマが終わって、
３人が声を揃えて
「かもしれない」って言うのですが、
そんな３人は
今まさに引く手あまたの人気女優達です。
そんな３人が最後は女優として
颯爽と美しく歩いていくのですが、
運とチャンスをつかんだ女性たちが
オーラを身にまとってるのが
すごく伝わってくるんです。
"まぶしい！美しい！"
そしてこんな風に輝きたい！って
皆さん思うのではないでしょうか？
私はそのメッセージを強く感じて、何だか
心をわしづかみにされて
涙が出てしまいました。
バカリズムさんは、
３人を常日頃輝いていると思ってるんだろうな^^
あぁ面白かった！！
